楯 直己

「大いなる神秘 ~最後は自然までもが味方になった~」
“Great Mystery ~And even Nature became an ally~”

#153 Improvisation “GREAT MYSTERY”

さて、世界中の冒険家たちが、人類に残された最後の大陸・南極を目指した20世紀初頭の話。
ある隊員募集がありました。
「危険 低賃金、過酷な寒さ、日照なき日々は確定。帰還は未確定」
ところがなんと、それに5000人もの志願者があったそうです。
南極横断探検隊の隊長サー・アーネスト・シャクルトンはそこから27人を選出し、
1914年8月8日、第一次世界大戦が勃発する中、大英帝国の後押しで出航しました。

船エンデュアランス号(忍耐)は、翌年1915年12月に、目的地南極大陸到達まであと僅か1日というところで、流氷に囲まれ、身動きがとれなくなってしまいます。そのまま春を待つ状況となりました。
翌年2月になって氷河とともに流され始め、なんとそのまま、10月には氷河が割れる歪みで、船は破壊されてしまいます。船を失い、氷上のキャンプへと移りますが、それもそんなに持ちません。
陸地もないので、自力で一番近い無人島、エレファント島に27人はむかいます。3隻の救命ボートで-25度の寒さの中、557kmを5日間かけ、全員無事エレファント島に到着しました。

救援を求めるため、5人の選抜隊がそこからサウスジョージア島にむけて出発。彼らは500トンの船さえ沈没したことのある嵐の海を、15日間かけて、無事、島の南岸に到着します。
そこで、2人を救命ボートに残し、3人が島の反対側にある捕鯨基地に歩いてむかいます。1800の山脈と氷河を、歩き抜くチームとなり、63時間ロープと斧を握り、歩み続けました。

後に「彼らがどのようにしてこれを成し遂げたのかわからない」と言われているこの歩み。
彼らは3人ではなく、自分達以外の4人目が、もう一人歩いていたといいます。

その後、ジョージア島の反対側の2人の隊員を救出、そして1916年8月30日に残りの22人の隊員全員が救出されました。
シャクルトンはこの南極探検を、神を観、自然の驚異の中、我々の裸の魂にふれた体験であったと語っています。

100年後の、自然と向かい合う現在、生まれ持った奇跡の種が、無事芽生え、新しい時代へとむかいますように。 
日常の中、見落としていた偶然や、小さな奇跡を、宇宙からみたら、
それは星の数と同じぐらい、地球に広がっているかもしれませんね。
小さな幸せの種が無数に芽生える2022年となりますように。

さぁ、そんな願いを込めて、今夜も一緒に音の旅に参りましょう!

GREAT MYSTERY

Antarctic expedition
Sir Ernest Shackleton’s 3rd expedition and his 27crew-members facing one difficult situation after the other .
Testaments of human perseverance endurance, and miracles .
Shackleton states in the marvel of nature and experienced god ( miracle )and in the roots of our souls
If we could see all the small miracles that we have overseen from the universe
It may be as many as stars, spreading over the planet earth.
May the seeds of happiness spout of and grow. 2022

Written by IMD,JP

Thank you very much for listening!

映像:NASA オーロラ映像:NHKクリエイティブ・ライブラリー

楯 直己・Naoki Tate – Ambient Voice Scape
※2022年1月7日(金)facebookライブ配信より

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